制作コースカリキュラム
アーティストやキュレーターから作品制作とプレゼンテーションの基礎を学ぶ
新しい学びの入り口
Orientation
2023年
5/20「オリエンテーション」
14:00-17:00(合同講座)
芳村直孝(札幌駅前通まちづくり株式会社 代表取締役社長)
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
6/3「アートってなんだろう?」
14:00-17:00(合同講座)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
6/10「抽象的なふるまいについてー行為が自立する時ー」
14:00-17:00(合同講座)
笠見康大(北海道文教大学人間科学部こども発達学科准教授)
6/17「現代美術をわかりたい人のために、あえて美術の歴史をさかのぼる講座」
14:00-17:00(合同講座)
蔵屋美香(横浜美術館 館長)
多様な表現手法を知る
Input
7/1「絵画の歴史」
14:00-16:00
山本雄基(画家)
7/8「札幌市内ツアー」
14:00-17:00
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
7/22「自画像」課題の講評
14:00-17:00
山本雄基(画家)
8/5「映像の概要」課題の講評
10:00-13:00
大島慶太郎(映像作家/北海道情報大学客員准教授)
8/19「キュレーションとその職域不確定性(仮)」
15:00-18:00(合同講座)
堤拓也(インディペンデント・キュレーター)
9/2「彫刻」課題の講評
15:00-18:00
早川祐太(彫刻家)
9/16「天才ハイスクール!!!!」
14:00-17:00(合同講座)
卯城竜太(Chim↑Pom from Smappa!Group メンバー)
9/23「室蘭・白老バスツアー」
10:00-18:00
※参加費別途・任意参加になります。
9/30「写真の歴史」(オンライン講座)
10:00-13:00
タカザワケンジ(写真評論家)
10/7「転写とコラージュ」
10:00-12:00
武田浩志(美術家)
10/14「写真論」課題の講評
14:00-17:00
タカザワケンジ(写真評論家)
10/28「パフォーマンスと映像」
14:00-17:00
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
11/4-5 企画・制作合同合宿 ※参加に別途・任意参加
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
11/18「社会と現代美術の歴史、そのアートプロジェクト(仮)」
15:00-18:00(合同講座)
山本浩貴(文化研究者、アーティスト)
12/2ー3 企画・制作合同研修(ATAMI ART GRANT)
※参加費別途・任意参加になります
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
12/9「現代美術と映像表現」(オンライン講座) ※講義日程が11月に変更になる可能性がございます。
14:00-17:00
馬定延(関西大学准教授/国立国際美術館客員研究員)
自分の作品を制作・発表する
Output
12/23「卒業制作に向けて・1」
14:00-17:00
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
2024年
1/13「卒業制作にむけて・2」
14:00-17:00
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
1/20「作品について」講評
14:00-17:00
鈴木涼子(美術家)
2/17「卒業制作にむけて・3」
14:00-17:00
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
2/24「ポートフォリオをつくる」講評
14:00-17:00
風間天心(美術家/僧侶)
3/2「作品のコンセプトを書いてみる」
14:00-17:00
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
12/16「映像の概論」
13:00-15:00
大島慶太郎(映像作家/北海道情報大学客員准教授)
3/2「作品のコンセプトを書いてみる」
14:00-17:00
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
3/9~15 Think School 2023 卒業制作展
3/9「卒業制作展講評」
14:00-17:00
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
他 講師調整中
3/23「修了式とふりかえり」
14:00-16:30
今村育子(美術家/札幌駅前通まちづくり株式会社)
高橋喜代史(美術家/一般社団法人PROJECTA ディレクター)
※スケジュールは変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
主任講師のご紹介
1年間を通じてシンクスクールを担当し、講座や受講生の進捗に応じてアドバイスを行います。
今村育子 | アーティスト/札幌駅前通まちづくり株式会社
2006年より、人と人、人と物などの「間(あいだ)」についての関心から、光のグラデーションをモチーフにインスタレーション作品を制作し、国内外で展示を行う。主な展覧会に2022年「RIMOKON」Artothek,PLATFORM(ミュンヘン)、2019年「第7回札幌500m美術館賞入選展」500m美術館(札幌)、2017年「家族の肖像」本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌)、2016年「ともにいること ともにあること」北海道立近代美術館(札幌)、2014年「札幌国際芸術祭2014」500m美術館(札幌)、2011年「Living Art」札幌芸術の森美術館(札幌)など。2011年より札幌駅前通まちづくり株式会社へ入社し、「シンクスクール」「テラス計画」「パラレルミュージアム」などの企画を担当する。https://www.imamuraikuko.com
高橋喜代史 | 美術家/一般社団法人PROJECTA
1974年北海道生まれ。異なる文化や言語を組みあわせることで、境界や領域を考察する作品を制作している。近年は人々の関心/無関心にまつわる映像インスタレーションを発表。主な展覧会として、フランス、ニュージーランド、北アイルランドでの個展、カナダ、ドイツ、中国でのグループ展など札幌を拠点に国内外で活動。1995年ヤングマガジン奨励賞、2000年ビッグコミックスピリッツ努力賞、2010年JRタワー「アートボックス」グランプリ。2012年より、500m美術館の展示企画、札幌駅前通地下歩行空間でのPublic Art Research Center [PARC]やThink Schoolなどの企画や運営を行う。2015年一般社団法人PROJECTA設立。
https://takahashikiyoshi.com/
ゲスト講師のご紹介
各授業にゲストとして参加し、それぞれの経験と知識を活かしたレクチャーやワークショップを行います。
芳村直孝 | 札幌駅前通まちづくり株式会社 代表取締役社長
1959年生まれ/北海道大学法学部卒業後、札幌市役所勤務。都心まちづくり課長時代に、札幌駅前通まちづくり株式会社設立及び札幌駅前通地下歩行空間活用による収益をエリアマネジメント活動費に充当する仕組みづくりに携わる。その後、PMF(パシフィック・ミュージック・フェスティバル)事務局長などを経た後、札幌市を早期退職し、2018年に札幌駅前通まちづくり会社に入社。札幌駅前通地区のビジネスパーソンや都心を訪れる人々と連携しながら、札幌駅前通地区を魅力ある都心の「顔」として育てるため、エリアマネジメントに取り組んでいる。
蔵屋美香|横浜美術館 館長
千葉県生まれ。千葉大学大学院修了。東京国立近代美術館勤務を経て、2020年より横浜美術館館長。主な展覧会に、「ヴィデオを待ちながら―映像、60年代から今日へ」(2009年、東京国立近代美術館)、「ぬぐ絵画―日本のヌード 1880-1945」(第24回倫雅美術奨励賞、2011-12年、同)、「高松次郎ミステリーズ」(2014-15年、同)、「藤田嗣治、全所蔵作品展示。」(2015年、同)、「没後40年 熊谷守一:生きるよろこび」(2017-18年、同)、「窓展:窓をめぐるアートと建築の旅」(2019-2020年、同)など。第55回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展日本館の田中功起個展「abstract speaking: sharing uncertainty and other collective acts」(2013年)で特別表彰。おもな著作に『もっと知りたい 岸田劉生』(東京美術、2019年)他。
山本雄基 | 画家
1981年帯広市生まれ。2007年北海道教育大学大学院修了。2012-13年札幌市文化芸術振興助成金によるベルリン滞在。2017年-naebono art studio共同運営。現在札幌在住。第30回ホルベインスカラシップ奨学生(2015年)、第5回大黒屋現代アート公募展 大賞受賞(板室温泉大黒屋/2010年)。主な展覧会に、山本雄基展(OIL by 美術手帖ギャラリー/2021年)、Endless.-山本雄基・牧田愛・木下玲子-(Tokyo International Gallery/2021年)、PLACE OF HELLO(Mikiko Sato Gallery/ 2020年)、Flatten Image-山本雄基・浦川大志展-(ギャラリー門馬/2019年)、VOCA展2014(上野の森美術館/2014年)、道東アートファイル2013(帯広美術館/2013年)など。
大島慶太郎 | 映像作家/北海道情報大学客員准教授
伊藤隆介 | 映像作家/美術作家
札幌生まれ。東京造形大学卒業、シカゴ美術館附属美術大学大学院修了。実験映画、ビデオ・インスタレーションなどを中心に制作や発表を行っている。近年の主な展覧会に個展「天神洋画劇場」(三菱地所アルティアム)、グループ展「ジオラマとパノラマ―DivertingRealities」(京都芸術センター)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアルvol.05 見えてる風景/見えない風景」(高松市美術館)、「美少女の美術史」(北師美術館・台湾)、「The Remains of Cinema」(グラーツ美術・メディア芸術館、オーストリア)、「Re:Quest-1970年代以降の日本現代美術」(ソウル大学校美術館、韓国)、「札幌国際芸術祭2017」(モエレ沼公園)など。
堤拓也| インディペンデント・キュレーター
1987年生まれ。2019年アダム・ミツキエヴィチ大学大学院カルチュラル・スタディーズ専攻修了。主なキュレーション実績に、国際芸術際「あいち2022」(愛知県、2022年)、鳥海修「もじのうみ: 水のような、空気のような活字」(京都、2022年)、「血の塩、余の光」(東京・京都、2021年)、ドライブイン展覧会「類比の鏡」(滋賀、2020年)など。展覧会という限定された空間の立ち上げや印刷物の発行を目的としつつも、アーティストとの関わり方に制約を設けず、自身の役割の変容も含めた有機的な実践を行っている。共同アトリエ・山中suplexプログラムディレクター。
早川祐太| 彫刻家
1984年岐阜県出身。現在、東京都在住。2010年 武蔵野美術大学大学院造形研究科彫刻コース修了。 彫刻家。重力や空気、水の表面張力といった「現象」を取り入れ、彫刻やそれらを構成したインスタレーションの作品を制作。ものの所存に触れる試みとしての作品を制作している。主な展覧会に「 クリテリオム 95 早川祐太」(水戸芸術館現代美術センター/ 茨城/2018)「 i 」 (HAGIWARA PROJECTS / 東京 / 2013))「複合回路Vol.2 早川祐太」 (gallery αM/東京/2010)「Re:Membering – The Next of Japan」(Alternative Space LOOP/ソウル、韓国/2009)「from/to #5」 (Wako Works of Art/ 東京/2009)などがある。
卯城竜太|Chim↑Pom from Smappa!Group メンバー
Chim↑Pom from Smappa!Groupメンバー。Chim↑Pom from Smappa!Groupは、2005年に東京で結成されたアーティストコレクティブ。時代のリアルを追究し、現代社会に全力で介入したメッセージの強い作品を次々と発表。世界中の展覧会に参加するだけでなく、自らもさまざまなプロジェクトを展開する。また、東京電力福島第一原発事故による帰還困難区域内で、封鎖が解除されるまで「観に行くことができない」国際展「Don’t Follow the Wind」の発案とたちあげを行い、作家としても参加、同展は2015年3月11日にスタートした。2015年、Prudential Eye AwardsでEmerging Artist of the Yearおよびデジタル・ビデオ部門の最優秀賞を受賞。ソロとしては、美学校でのクラス「天才ハイスクール‼︎‼︎」をはじめ、ネオダダイズム・オルガナイザーズの拠点だった新宿ホワイトハウスでのキュレーション、オンラインと現実空間で開催された秘匿性の高い展覧会「ダークアンデパンダン」の主催、あいちトリエンナーレ2019で閉鎖された全ての展示の再開を求めたアーティストらによる運動「ReFreedom_Aichi」など、オーガナイザーとしての活動の他、執筆などを続けている。昨年、イースト・プレスより著書「活動芸術論」を出版。
タカザワケンジ| 写真評論家
1968年群馬県生まれ。早稲田大学第一文学部卒。『Study of PHOTO -名作が生まれるとき』(BNN新社)日本語版監修。金村修との共著『挑発する写真史』(平凡社)。解説を寄稿した写真集に渡辺兼人写真集『既視の街』(東京綜合写真専門学校出版局、AG+ Gallery)、福島あつし写真集『ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ』(青幻舎)ほか。京都芸術大学、 東京綜合写真専門学校、東京ビジュアルアーツで非常勤講師を務める。IG Photo Galleryディレクター。
武田浩志|美術家
1978年札幌市生まれ、札幌市在住。2003年北海道教育大学芸術文化課程美術工芸コース卒業。2017年から naebono art studio 共同運営。主な展覧会に、Utopia MoMo-Iro 14(salon cojica/札幌/2022年)、TAKEDAsystem vol.10(苫小牧市美術博物館中庭/苫小牧/2021年)、Utopia MoMo-Iro 9(MIKIKO SATO GALLERY/ハンブルク/ドイツ/2015年)、札幌国際芸術祭2014(札幌大通地下ギャラリー500m美術館/札幌/2014年)など。
馬定延| 関西大学文学部映像文化専修准教授、国立国際美術館客員研究員
東京藝術大学大学院映像研究科修了(博士・映像メディア学)。著書 『日本メディアアート史』(2014)、共編著書『SEIKO MIKAMI: 三上晴子-記録と記憶』(2019)、論文「光と音を放つ展示空間—現代美術と映像メディア」(2019)、「いくつもの声」(2022)、共訳書『Paik-Abe Correspondence』( 2018)、『田中功起:リフレクティヴ・ノート(選集)』(2020-21)など。現在、関西大学文学部映像文化専修准教授、国立国際美術館客員研究員。
鈴木涼子|美術家
北海道札幌市在住。ジェンダーをテーマに、人間の欲望や社会の歪みに焦点をあてた作品を制作している。2007年文化庁の新進芸術家海外研修員としてドイツで1年間研修。2004年上海ビエンナーレ(上海美術館)、2007年「Global Feminisms」(ブルックリン美術館)、2013年「Body,Being Here」(テグ美術館)、2018年「The Women Behind」(Museum on the Seam/エルサレム)などの国際展にも多数参加。第20回東川賞特別賞、第15回道銀芸術文化奨励賞受賞、北海道立近代美術館、東京都写真美術館、上海美術館、他、多くの美術館に作品が収蔵されている。
風間天心 | 美術家/僧侶
1976年、東川町生まれ。2006年、「第9回岡本太郎現代芸術賞」に入選。2008年、武蔵野美術大学大学院を修了。同大学パリ賞により「パリ国際芸術都市」に滞在。大本山永平寺での修行を終え、宗教と芸術の相互作用を求めて国内外で多様な活動を続けている。2015年、「Tokyo Midtown Award 2015」優秀賞。「LUMINE meets ART AWARD 2015」ウィンドウ部門 入賞。2016年、「JR TOWER ART BOX AWARD 2016」グランプリ、「第5回 札幌500m美術館賞」グランプリ。