2月8日(土)「学芸員の仕事ー地域の美術を見つめ位置づけていく使命のもとに」吉崎元章さん(制作コース)

こんにちは!
シンクスクール事務局です。
2月8日(土)の制作コースの講義は、吉崎元章さん(本新記念札幌彫刻美術館館長)による、
「学芸員の仕事ー地域の美術を見つめ位置づけていく使命のもとに」でした。
前半は吉崎さんの事項紹介や経歴、企画のご紹介をしていただきました。
また、そのそも学芸員とはどのようなお仕事なのか、基礎的なレクチャーと、
現在の美術館や学芸員資格の試験制度関する疑問や課題間についてのお話は問題意識に駆られました。
学生時代は、絵画を制作されていた吉崎さんの学芸員になる経緯や、
画家としての活動との折り合いなど当時の葛藤も赤裸々にお話しいただきました。
後半は北海道の美術史に関するレクチャーを行なっていただきました。
冒頭に「なぜ北海道に住み、制作していこうとしているのか?」という問いかけから始まり、
北海道の美術教育の始まりから北海道に根をはる偉大な作家の紹介や作家が残している言葉をご紹介いただきました。
後半1時間は卒業制作展の講評を行う予定でしたが、
吉崎さんの素敵な熱い話は止まらず2時間丸々レクチャーとなりました。(笑)
受講生の皆さんの講義の感想を拝見すると、
感情の乗った熱い講義は受講生の皆さんの心にも深く響いたようでした。
吉崎さんの講義を聞いて上京を考えていた生徒が北海道でももっと考えたいと思ったとの感想は印象的でした。
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